生体認証とは個人の特徴をもとに本人を認識するシステムです

July 15, 2016

生体認証とは、人間の身体的特徴や行動的特徴などを情報として用いることで、個人を認証する認証方式のことです。バイオメトリック認証やバイオメトリクス認証などとも呼ばれます。生体認証は通常、事前に各個人の身体的特徴や行動的特徴を登録しておく必要があります。この情報はテンプレートと呼ばれ、認証時に所得された情報とこのテンプレートを比較することによって認証を行います。画像比較によって認証するものから生体反応を検出することによって認証するものまでさまざまです。

生体認証に利用されるのに適した、生体情報の条件としては、全ての人が持つ特徴であることと、同じ特徴を持つ人が世界中どこを探してもいないことと、時間の経過によって特徴が変化しないことが挙げられます。生体認証に利用される生体情報の種類はさまざまで、大きく分けると前述したとおり、主に静的な情報で生体器官などの身体的特徴を利用するものと、動的な情報で癖などの行動的特徴を利用するものの二つに分けることができます。

身体的特徴を利用するものとしては、指紋、掌形、網膜、虹彩、声紋、DNAなどがあります。指紋は、指先の皮膚にある紋様を用いて認証する方法で、掌形は手のひらの幅や指の長さを用いて認証する方法です。網膜、虹彩は目のそれぞれの部位のパターンを識別して認証する方法で、声紋は個人が発する声を音声認識によって識別する方法です。DNAは最も確実な方法ですが、現在瞬時に見極めることができる装置はありません。身体的特徴を利用した生体認証の方が利用件数は多く、中でも指紋と虹彩は特に多く利用されています。

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行動的特徴を利用するものとしては、筆跡、キーストローク認証、リップムーブメント、まばたき、歩行などがあります。筆跡は、筆やペンなどの筆記用具を用いて文章を書く時の軌跡や速度、筆圧の変化などの癖を利用する方法で、キーストローク認証は、パソコンのキーボードの打ち方によって、キーボードの打鍵の速度やタイミングの癖を利用する方法で、リップムーブメントは発話時の唇の動きの癖を利用する方法です。まばたきは黒目領域の変化量を用い、歩行は骨格や筋肉などの体格的特性や歩き方などの動的特性を用いて認証します。